伊豆東海岸を走る伊豆クレイル。静岡DCオープニング列車として初めて横浜始発で運行(JR東日本・伊豆急行提供)

 ■趣向凝らし観光誘客 

 県大型観光キャンペーン推進協議会とJR東日本横浜支社は30日までに、4月スタートの「静岡デスティーネーションキャンペーン(DC)」に合わせた特別列車・旅行商品の概要を公表した。DC開幕を記念する横浜発の「伊豆クレイル」をはじめ、車内で鉄道玩具を楽しめる「お座敷プラレール号」、ビール列車など趣向を凝らした企画列車を運行し、観光客を伊豆地区を含む本県にいざなう。

 オープニング列車となる伊豆クレイルは3月31日、初めて横浜発として運行。車内では特製ランチに加え、中伊豆ワインリーの地ワインと、伊豆市沖海底で4カ月熟成させた品の飲み比べのもてなしを行う。始発の横浜で出発式、終点の伊豆急下田で歓迎のセレモニーも予定している。

 4月13日には生ビール飲み放題と伊豆の食材を使った特製おつまみを提供するビール列車「伊豆ビアトレイン」を茅ケ崎―伊東で運行。伊豆急でんしゃまつりが開催される同20日には車内でプラレールを広げて遊べる「お座敷プラレール号」を横浜―伊豆高原に走らせる。5月22日には韮山反射炉特設舞台での狂言師野村万作氏と萬斎氏の特別公演を鑑賞する「野村万作・萬斎 狂言号」を東京―三島に運行する。

 伊豆地区関係ではこのほか、「伊東市まくら投げ大会号」(5月25、26日)、「あじさい彩る下田 金目鯛を食す旅」(6月15、16日)、「いよいよ引退!伊豆急100系電車の旅」(同30日)といった各種団体専用列車も準備している。

 特別列車の利用は、JR東日本と旅行会社各社が旅行商品として販売する。発売は2月下旬以降順次行う。

 横浜支社は「静岡を訪れる人にたくさんの元気を持ち帰ってもらえるよう静岡の魅力を発信したい」としている。

 【写説】伊豆東海岸を走る伊豆クレイル。静岡DCオープニング列車として初めて横浜始発で運行(JR東日本・伊豆急行提供)