観梅客にコーヒーを提供し、もてなしに当たる熱海塾のメンバー=熱海梅園の香林亭

 熱海市の市民グループ「熱海塾」(冨村千代代表)は、熱海梅園内の休憩施設・香林亭を活用して「梅まつり」期間中(3月3日まで)の、喫茶コーナーを開設している。ホットコーヒーとくろぎのひとときを提供し、観梅客の好評を得ている。

 畳敷きの香林亭の室内にメンバーが交代で待機し、ハンドドリップで入れたコーヒーを出す。接客のほか梅園や市内観光の案内にも当たり、もてなす。

 夫と共に入れたてのコーヒーを味わった横浜市の60代の女性は「声を掛けてもらい、寄ってみた。おいしいコーヒーを飲んでくつろげたし、スタッフから梅園を大切にする思いや熱海の話を聞けて良かった」と満足そうに話した。

 年間を通じた熱海梅園の活用策を検討する熱海塾は、香林亭の使い方を提案する企画として昨年の梅まつりから喫茶コーナーを開いている。今年は開設日を増やした。喫茶の収益は梅園の活用・管理に関わる活動費に充てる。冨村代表は「香林亭からは、山の緑を背景に池と紅白梅を眺められる。風情を楽しみながらくつろぎ、梅園や熱海の魅力を感じてもらえたらうれしい」と話した。

 【写説】観梅客にコーヒーを提供し、もてなしに当たる熱海塾のメンバー=熱海市の熱海梅園の香林亭