■9カ所の救護所補助 

 熱海市は5日、災害時看護ボランティアの募集を始めた。大規模地震などで市内各所に開設される救護所で被災者の医療・救護に当たる無償ボランティアで、災害時に備えてマンパワーの確保を図る。

 同市では災害時に小中学校、東部防災コミュニティーセンター、起雲閣など9カ所に救護所を開設。各救護所では医師会派遣の医師らと、市の看護師や保健師1~3人で傷病者の救護に当たる体制を整えている。だが、混乱が予想される現場では看護師らが不足することも想定され、登録要領を定めて事前に登録ボランティアを確保することを決めた。

 対象は正准看護師、保健師、助産師の資格を持ち、災害発生時に自力で参集して医療・救護活動に参加できる人。勤務する医療機関などの業務を優先しなければならない人は除く。主な活用は治療の優先度を判定するトリアージの補助、応急処置の補助と経過観察、救護活動の記録など。市は登録者を対象とした研修、訓練も行っていく。

 市健康づくり課の担当者は「災害時には自身や家族らが被災し、参加できない人もいる。登録ボランティアは必ず参加しなくてはならないものではなく、余裕のある人に救護所活動のお手伝いをしてもらえたら助かる」と語り、登録を呼び掛けている。

 登録は市の登録証に必要事項を記載し、資格免許証の写しを添付して提出する。詳しくは同課〈電0557(86)6294〉へ。