■2泊3日の周遊ツアー 斉藤市長らの見送り受け群馬へ

 JR東日本が運行する周遊型豪華寝台列車「トランスイート四季島」が9日夕、熱海市のJR熱海駅にお目見えし、駅利用者の目を引いた。2泊3日の周遊ツアーで湯河原、熱海観光を楽しんだ乗客16組32人を熱海駅で乗せると、地元観光関係者らに見送られて群馬県へ向かった。営業運転での四季島の熱海来訪は2017年12月以来2回目。

 「東日本の旬」と銘打ったコースの初日に、湯河原梅林や、国宝「紅白梅図屏風(びょうぶ)」などを展示中のMOA美術館が組み込まれた。

 観光を終えた客を熱海駅で乗せた四季島は、斉藤栄市長、中島幹雄・市観光協会長、宮原智子・熱海駅長らが鳴らすベルを合図に、5番ホームから出発。市やJR東日本、ラスカ熱海の関係者ら約50人が「四季島の思い出をいつまでも」などと記した横断幕を掲げ、笑顔で手を振りながら見送った。周囲には鉄道ファンも集まり、四季島にカメラを向けた。

 四季島は10両編成で定員34人。東日本の旬コースは上野駅発着で、群馬、長野、茨城、千葉などを巡る。13~15日、3月5~7日にも同じコースで運行される。

 【写説】宮原駅長、斉藤市長らが鳴らすベルを合図に出発する四季島=JR熱海駅