丹那トンネル工事の崩落事故から100年となる2年後に向けて鎮魂と感謝の思いを語る田島会長=西山町の来宮神社

 ■事業の具体化など承認 

 熱海市の丹那神社奉賛会(田島秀雄会長)は24日、2019年度定時総会を西山町の来宮神社で開いた。会員ら約30人が出席して役員改選で田島会長を再任し、2年後の神社創建100周年記念事業の具体化などを申し合わせた。

 あいさつで田島会長は「神奈川県の土木学会から丹那トンネルを土木遺産に推薦したいとの話が来ている。奉賛会としても登録文化財を目指して運動しており、指定の後押しになる。例祭では犠牲者67人の鎮魂と感謝の気持ちを改めて示したい」と述べた。

 会議では前年度事業報告と決算、4月7日の例祭、神社周辺整備、登録文化財指定と資料館建設の活動推進、100周年記念事業の具体化などを盛った本年度事業計画、予算(168万円)を承認した。

 同神社は1921年の丹那トンネル工事中の崩落事故による犠牲者慰霊を目的に建立され、毎年4月第1日曜に例祭を行っている。

 【写説】丹那トンネル工事の崩落事故から100年となる2年後に向けて鎮魂と感謝の思いを語る田島会長=熱海市西山町の来宮神社