約100人が参加し、医師らの在宅医療や介護・認知症健予防の講演に耳を傾けた地域医療講座=昭和町の起雲閣

 熱海市医師会、市在宅医療・介護連携協議会主催の第16回地域医療講座が2日、昭和町の起雲閣で開かれた。市民ら約100人が参加し、「健康に生きる」をテーマとした医師らの講演に耳を傾けた。

 熱海ゆずクリニックの岩井利之さんが「知っていますか?みんなを支える情報共有ネットワーク」、土屋歯科医院の土屋元雄さんが「オーラルフレイルについて」、市と県の担当者が「認知症ケアパスの活用」「県保健医療計画について」の演題で講演した。

 岩井さんは「かかりつけ医の気付きが適切な診断と医療機関への紹介につながる」と述べ、かかりつけ医を決めるよう奨励。県が構築する県在宅医療・介護連携情報システムを通して医療機関が患者の情報を共有し、在宅医療が前進している現状を紹介した。土屋さんは口腔(こうくう)機能が低下するオーラルフレイルを解説。「歯を失うことで認知症になる確率が1・9倍、寝たきりには5倍になる」とし、口腔ケアの重要性を説いた。

 参加者は講演に熱心に耳を傾け、休憩時間には腰痛予防体操を楽しんだ。

 【写説】約100人が参加し、医師らの在宅医療や介護・認知症健予防の講演に耳を傾けた地域医療講座=昭和町の起雲閣