しだれ桜を植えるボランティア=下多賀の中野かじかわ公園

 ■食害などで一部入れ替え

 毎年しだれ桜を見に多くの人が訪れる熱海市下多賀の中野かじかわ公園で12日、地元のボランティアたちが30本のしだれ桜の苗木を植えた。鹿の被害を受けた木や古くなった木の入れ替えが目的で、来年4月には花を咲かせるという。

 同市下多賀の渡辺建設・渡辺勉会長を中心とした地元民が行った。参加した5人はシャベルで掘った穴に苗木を入れ、土をかぶせた。鹿よけの柵も設置し、桜の木が無事に育つよう固定した。

 渡辺会長によると、約30年前に県が設置したのが始まりだという。以来、渡辺会長を中心に地元民が管理し、約70本の木が華やかなしだれ桜を咲かせる。

 渡辺会長は「多くの人が楽しんで見てくれているのでボランティアでやっている。地域でこれからも続けたい」と話した。

 見頃は4月上旬ごろ。4月6~14日には地元民と多賀観光協会が「中野かじ川公園しだれ桜まつり」を開く予定。

 【写説】しだれ桜を植えるボランティア=熱海市下多賀の中野かじかわ公園