60歳以上に限定していた利用が4月から全世代に開放される市総合福祉センター(写真は多目的ホール)=中央町

 ■浴場と多目的ホール、娯楽室

 熱海市は4月から、60歳以上としていた市総合福祉センター(中央町)の男女別温泉浴場と多目的ホール、娯楽室の利用対象を全世代に拡大する。あわせて施設の内部改修に着手し、4階にあった社会福祉協議会事務局を正面玄関のある2階に移すなどして地域福祉活動の拠点施設として機能強化を図る。

 市民が世代を超えて支え合う共生型社会の構築を目指して規定を見直した。利用時間などは現行と同じで、利用は無料。小学3年生以下の浴場利用については保護者同伴を条件とした。

 新年度事業として行う館内改修では2階の会議室に同協議会事務局が入る事務室に改める。さらに地域包括支援センター業務を委託している民間事業所に一部スペースを間貸しし、市、同協議会などと連携を密にした地域包括ケアシステムの充実を目指す。同協議会事務局の移転は今秋以降となる見込み。

 同協議会が現在使用している4階のフロアについてはボランティア団体がミーティングなどに利用できるスペースにリニューアルする計画という。新年度予算案に改修費用3400万円を計上している。

 市長寿介護課の担当者は「子どもからお年寄りまでいろいろな世代が交流し、支え合う拠点施設にしたい」と話した。

 詳しくは同課〈電0557(86)6323〉へ。

 【写説】60歳以上に限定していた利用が4月から全世代に開放される市総合福祉センター(写真は多目的ホール)=熱海市中央町