オーボエの演奏を披露する堤寛さん(右)=起雲閣

 ■NPOわかば会がイベント

 NPO法人ぴあサポートわかば会(堤佐代子代表)は17日、熱海市昭和町の起雲閣音楽サロンで交流イベント「メディカルトーク&オーボエ演奏」を開いた。市内外から約60人が参加、佐代子代表の夫で医学博士・病理医の寛(ゆたか)さんが演奏とがんの病理診断について講話を行った。

 同NPOはピア・サポート(仲間同士の支え合い)を推進し、音楽、トーク、交流会を組み合わせたサロン活動を展開してきた。オーボエ演奏では協奏曲やソナタ2曲を披露。来場者は美しい音色に聞き入った。メディカルトークは病名を突き止める「病理診断」や自身の活動を勤務経験やがん患者の症例などを通じて、分かりやすく解説した。寛さんは自身の目指す“顔の見える病理医”について「自分で地域の中に出て直接顔を見せたり、インターネットで質問を受けたりなどの活動を無料で行ってきた」とし、「病院の中だけで全て完結するのではなく、地域の中で工夫していくことが大切」と振り返った。

 【写説】オーボエの演奏を披露する堤寛さん(右)=熱海市の起雲閣