水彩画と日本画、漆芸が並ぶ金井さん親子の作品展=起雲閣

 熱海市昭和町の起雲閣「鶯(うぐいす)」の間で24日まで、同市出身の画家金井千絵さん(60)=旧姓・鷲尾、千葉県我孫子市=と、娘2人による作品展が開かれている。身近な草花を題材にした水彩画や日本画、丹精な蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)を施した漆芸の計29点が並び、来場者の目を引いている。

 同館企画展示室での3人展「静穏」(24日まで)の終盤に開催を合わせた。千絵さんはキンモクセイやハギ、キンカンの花そのものを水彩で描いた新作のほか、国内外の風景画など16点を並べた。

 長女で漆芸家の麻央さん(31)は正倉院の文様から着想を得てデザインしたという蒔絵の平面作品をはじめ、なつめや根付け、次女で日本画家の萌英さん(28)はアジサイ、スミレ、ヒルガオといった身近な草花を題材にした作品をそれぞれ出展した。

 千絵さんは「自分の周りに、たおやかな美しいものがたくさんあるということを表現した作品を、間近で見てもらえたらうれしい」と話した。

 開催時間は午前11時~午後4時(最終日は午後3時)。問い合わせは起雲閣〈電0557(86)3101〉へ。

 【写説】水彩画と日本画、漆芸が並ぶ金井さん親子の作品展=熱海市の起雲閣