風味の良いところてんを味わう行楽客=初島港

 ■特価で販売、実演も

 熱海市の初島で1日、「初島ところ天祭り」(実行委員会主催)が始まった。特産のテングサで作ったところてんが特別価格で提供され、行楽客が手作りの味に舌鼓を打った。5日まで。

 酢じょうゆ、黒蜜に加え、特製の初島風みそだれが用意されていて、行楽客は好みの味付けで食べた。友人と訪れた朝日愛佳さん(19)は酢じょうゆで味わい「めっちゃおいしい」と笑顔。家族旅行で同祭りを楽しんだ東京都の菅原由行さん(47)は「ところてんの味は最高。お代わりもした」と満足そうに話した。

 会場では実行委員がところてん作りを実演。大鍋でテングサを煮たり、布でこしたりする作業が注目を集めた。ネコザメやイシダイなどが泳ぐ水槽を特設し、子どもたちを喜ばせた。

 大型連休の恒例行事で44回目。今年は静岡デスティネーションキャンペーンの企画に盛り込まれた。実行委は各日1200食分を用意する。新藤康晴実行委員長は「テングサから直接作るので風味がいい。多くの人に初島を訪れてところてんを味わい、食堂では海の幸も堪能してほしい」と話した。ところてんは1杯100円。サザエのつぼ焼き(3日)や土産用ところてんの販売コーナーもある。時間は午前10時~午後4時。

 【写説】風味の良いところてんを味わう行楽客=熱海市の初島港