家族が見守る中、版画の多色刷り体験に挑戦する子ども=熱海市桃山町のMOA美術館

 ■赤富士多色刷り「難しい」

 企画展「北斎漫画と富嶽(ふがく)三十六景」を開催している熱海市桃山町のMOA美術館で3日、体験教室「木版画刷り体験」がスタートし、子どもの人気を集めている。5日まで。

 企画展に合わせた大型連休イベント。浮世絵師・葛飾北斎作で、「赤富士」の名で親しまれる富嶽三十六景の「凱風快晴」を題材に、複数の版木で仕上げる多色刷り体験の場を提供している。

 参加した子どもらは担当者の手ほどきを受け、版木に絵の具を塗り、ばれんでこすって紙に色を重ねる作業を楽しく体験。赤や青など色味の異なる5色で絵はがきサイズの赤富士を完成させた。家族3人で訪れた函南町立函南小4年の後藤稔樹君は「学校で習う版画と違って難しかったけど、面白かった」と感想を語った。

 体験は午前11時~正午、午後2~3時。対象は中学生以下で参加無料。問い合わせは同美術館〈電0557(84)2511〉へ。

 【写説】家族が見守る中、版画の多色刷り体験に挑戦する子ども=熱海市桃山町のMOA美術館