熱海市は7日から、2019年度第1回市税等特別滞納整理を実施する。24日までの期間中、市税務課職員13人が文書や個別訪問で納税を促すほか、財産調査や差し押さえを強化し、税収確保に努める。

 市によると、18年度末の収納率は市民税82%、固定資産税90%など市税全体で88%と、前年度に比べて約1%改善した。国民健康保険税は68%で、3%近くアップしているという。景気低迷から脱して市税収納率は改善傾向にあるが、流動人口の多い観光地の地域事情などから収納率は今も県内で中位から下位にあるという。

 滞納整理では文書で納付を促し、場合によっては職員が戸別訪問して催促、徴収を行う。必要に応じて預貯金、給与、売掛金、保険、不動産、自動車などの財産差し押さえも実施する。仕事などで日中市役所に足を運べない人のために、期間中の火・木曜日には同課相談窓口を午後8時まで時間延長する。

 同課の担当者は「納税の公平性を保つために、滞納者に対しては納税を強く働きかけ、差し押さえも積極的に行う」と話した。