シニア層の利用が多い西熱海ゴルフコース。若年層にも気軽に楽しんでもらおうと期間限定でラフな洋服を解禁することになった=熱海

 ■若年層、愛好者拡大狙い初企画 国内前例少ない先進的な“挑戦”

 Tシャツ、短パンでもプレーできます―。熱海市熱海の西熱海ゴルフコース(内藤卓男支配人)は今夏、期間限定でドレスコード(服装規定)を解禁する。若年層に気軽にゴルフを楽しんでもらおうと企画した初の取り組みで、関係者によると、「国内では前例の少ない先進的な“挑戦”」という。

 同ゴルフコースの直近の年間利用者は約3万2千人。バブル期には5万人を誇ったが、若年層のゴルフ離れ、愛好者の高齢化などからその数は年々減少している。ドレスコード解禁は、夏季を除けばジャケットを羽織り、プレーは襟付きシャツ着用が大原則となっている“敷居の高い”ゴルフ場のルールを打ち破り、若年層の掘り起こしと愛好者人口の拡大、同コースの閑散期に当たる夏季の利用促進を狙って企画した。

 「夏だ、暑いぞ!ドレスコードをぶっとばせ!」と銘打つ解禁は7月6日~9月16日の期間限定で、タンクトップと水着以外であれば、Tシャツ、ジーパン、短パンなど服装は自由。スパイク付きであれば、スニーカータイプのゴルフシューズも可能とする。さらにクラブハウスはヤシの木など南国情緒あふれる装飾で利用者を迎える予定という。

 アシスタントマネジャーの林浩さんは「会員制では実現が難しいだろうが、パブリックコースの当ゴルフ場だからできた企画。西熱海ならではの取り組みとして全国に発信し、ファンを増やしたい」と語り、反響を見ながら来年以降も継続していくとしている。

 【写説】シニア層の利用が多い西熱海ゴルフコース。若年層にも気軽に楽しんでもらおうと期間限定でラフな洋服を解禁することになった=熱海市熱海