熱海市管理で最長だった市役所第1庁舎前のブロック塀はアルミフェンスに生まれ変わった=市役所

 町内会など管理は調整中 「市民にけがないように」

 公共施設のブロック塀36カ所の撤去などを進めている熱海市は3月までに、緊急性を要する市管理の28カ所について撤去・改修を完了した。残る施設は管理・設置者が町内会などであることから現在調整中で、緊急性のない一部施設を除いて本年度中に撤去を終えたいとしている。

 昨年6月の大阪北部地震で登校中の小学生が学校のブロック塀の下敷きになって死亡した事故を受けた緊急対策。直後に市が延べ209の公共施設を緊急調査した結果、市役所、桃山小、網代小、泉小中、中野市営住宅、網代公民館など39カ所のブロック塀を確認し、旧小嵐中などを除く36カ所で早急な対策が必要と判断した。

 市危機管理課によると、市管理のブロック塀は2018年度中に全て撤去し、必要に応じてアルミフェンスやガードレールなどの代替施設を設置した。残る8カ所のうち、設置者が町内会や隣接する民間である5カ所は現在所有者と調整中。3カ所については解体予定の姫の沢自然の家、認定こども園として整備中の小嵐保育園、移転改築予定の消防団第2分団詰め所で、それぞれ事業に併せて撤去する計画という。

 同課の担当者は「市管理のブロック塀で市民がけがを負うようなことがないようにしたい。民間についても本年度から撤去・改修費用の助成額を引き上げ、市として撤去を支援していく」と話した。

 【写説】熱海市管理で最長だった市役所第1庁舎前のブロック塀はアルミフェンスに生まれ変わった=熱海市役所