伊藤さん(中央)から特徴などを聞きながら新茶を味わう参加者=起雲閣

 ■TVアナ徳増さん「入れ方で味変化」

 熱海日本茶倶楽部(伊藤琢磨代表)は19日、熱海市昭和町の起雲閣で、設立10周年記念大会を開いた。市内外から70人が集まり、静岡第一テレビのアナウンサー徳増ないるさんの講演と新茶を味わう“大新茶会”を楽しみ、お茶の魅力を確認した。

 日本茶インストラクターとしても活動する徳増さんは、自身のお茶の楽しみ方を紹介。「日本茶は入れ方一つで味が変わる。飲み比べは家でもできるので楽しんでほしい。皆さんに、ライフスタイルに合った楽しみ方を見つけてもらえるとうれしい」と語った。また観光とセットで各地のお茶を楽しむ“グリーンティー・ツーリズム”を楽しみ方に挙げた上で、「日本を代表する観光地熱海で、日本茶の魅力を発信してほしい」と期待を込めて話した。

 大新茶会には本山茶など県内産の3種類を用意した。伊藤代表らNPO法人日本茶インストラクター協会のメンバーが丁寧に入れて振る舞い、特徴や入れ方を紹介した。参加者は色や香りを確かめてから口に含むと「おいしい」「いい香り」などと声を上げた。岡田久美子さん(64)は「本山茶は一煎目は香りが強く、脳まで刺激されるような感じがした。二煎目は渋みがあった」と話した。

 同倶楽部は日本茶の魅力を伝えることを目的に2009年、日本茶インストラクターらで設立。隔月で定期講座を開く他、毎年5月に新茶会を開催している。伊藤代表は「地域に密着した活動が、友達づくりの場にもなっている。今後も友達の輪が広がる倶楽部になるように活動を続けていきたい」と話した。

 【写説】伊藤さん(中央)から特徴などを聞きながら新茶を味わう参加者=熱海市の起雲閣