二見さんの指導を受ける園児=富士保育園

 熱海市東海岸町の私立富士保育園(山口澄男園長)の年長児15人が20日、干物作りに挑戦した。銀座町の干物店「釜鶴」の5代目二見一輝瑠さんの指導を受け、アジを開いた。

 エプロンと三角巾を身につけた園児は二見さんと一緒に包丁を握り、アジをさばいた。真剣に取り組むあまり、前のめりになって、三角巾がずれてしまう園児もいた。自分の番が来るのが待ちきれない様子で友達の作業を見守った。

 加工したアジは歯ブラシを使って水洗いした後、塩水に漬けて園庭に干し、同店の工場で完成させた。干物は持って帰り、家庭で味わった。

 村田朔久ちゃんは「上手にアジの身を水洗いできた。おじいちゃんにおいしく食べてほしい」、小峰晴生ちゃんは「開くのが楽しかった。目玉がぷにぷにして面白かった」と話した。

 地元の食文化を学んでもらおうと同店の協力を受け、年1回行っている。14日に同店の工場見学も行った。

 【写説】二見さんの指導を受ける園児=熱海市の富士保育園