人形を使って胸骨圧迫の手順を学ぶ参加者=市役所

 ■ホテル従業員ら7人参加 

 熱海市消防本部は22日、本年度最初の普通救命講習会を市役所で開いた。市内のホテル従業員ら7人が参加し、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の扱い方を学んだ。

 要救助者の発見から救急車が到着するまでに行う第1次救命の流れを人形を使って実践した。心肺蘇生法では「できるだけ胸骨圧迫をしていない時間を短縮する」などと救急救命士から助言を受けた。

 参加者は腕をまっすぐ伸ばし、体重を乗せて人形の胸部を一定のテンポで強く圧迫した。「思ったよりも体力が必要」と話す人もいた。

 大月ホテル和風館から参加した穂高海人さん(18)は「しっかりとした講習を受けるのは初めて。学んだことを生かし、心肺蘇生法が必要な場面で率先して対応したい」と語った。

 市民に正しい知識を身につけてもらい、救急救命の裾野を広げる目的で年数回行っている。今年は全8回の予定で、次回は6月16日に泉公民館で開く。

 【写説】人形を使って胸骨圧迫の手順を学ぶ参加者=熱海市役所