参加事業所で選抜された力作に見入る利用者=咲見町のライブリーデイ中銀熱海

 ■9事業所から184人参加 選抜作品、力作ぞろい 

 熱海市介護サービス提供事業者連絡協議会の通所部会はこのほど、通所介護対抗塗り絵コンテストを初開催した。9事業所の184人が参加して、梅とウグイスのイラストに色を塗って出品。各事業所で“選抜”された作品から、優勝と市長賞を決めた。選抜作品は咲見町のライブリーデイ中銀熱海に展示し、利用者の注目を集めている。

 塗り絵は同施設で利用者の楽しみの一つとして始め、目標を持って取り組めるようにとコンテストを重ねてきた。参加者の拡大を望む利用者の声もあり、他の事業所にも呼び掛けて今回、初の“対抗戦”を実施した。他の各事業所からも20人前後の参加があった。

 選抜された作品は色を塗り重ねてグラデーションを付けたり、背景に富士山を描いたりした力作ぞろい。同施設管理者の稲田雄太さん(29)は「創造力と個性が発揮されていて、皆さんがいろいろと考えて取り組んでくれたことが分かる」と手応えを話す。

 主催した同部会では利用者の楽しみや生きがいづくりを狙いに、参加事業所を増やしながら塗り絵コンテストを継続し、他の企画も実施したい考え。稲田さんは「コンテストなどの企画をきっかけに、市内の事業所のつながりも強めていきたい。事業所間でのつながりは、防災面でも役立つと思う」と語った。

 【写説】参加事業所で選抜された力作に見入る利用者=熱海市咲見町のライブリーデイ中銀熱海