地元で働く人から間近に仕事の話を聞く生徒たち=熱海高

 ■6月まで6回懇談 

 熱海高は24日、生徒が地元で働く人と仕事について語り合う「キャリアカフェ」を放課後の校内で“オープン”した。3年生を中心とした生徒のキャリア意識の向上を目指した新たな取り組みで、10事業所の協力を得て6月28日まで6回にわたって開く。

 市内外の事業所を迎えての企業説明会を毎年開いているが、より気軽な雰囲気で生徒が仕事の話を聞き、質問もできるようにと企画した。参加事業所は熱海商工会議所を通じて募った。和やかなカフェをイメージし、茶菓子も用意した。

 初回は総合改修工事事業者「モリボー」の常務森厚太さん、JAあいら伊豆総務課主任の杉本憲也さんを“働く人”として迎えた。3年生9人が参加して、興味のある事業所を選び、間近で話を聞いた。

 地元での就職を希望する生徒も多く、仕事内容の説明に熱心に耳を傾けた。勤務時間や必要な資格、通勤方法など、具体的な質問も上がった。羽成太陽君(門野中出)は「地元企業見学会でモリボーを訪ね、興味をもった。より具体的な話を聞けたので良かった」、谷口俊輔君(多賀中出)は「地元での就職を考えているので、今後もいろいろな人の話を聞いて、進路に役立てたい」と話した。

 担当教諭は「地元で働く人から直接話を聞くことで、進路意識を高め、勤労観を育んでもらいたい」と語った。

 【写説】地元で働く人から間近に仕事の話を聞く生徒たち=熱海高