ユズの木に付いたモリアオガエルの卵=上多賀

 熱海市上多賀の雲野芳尚さん(65)のミカン畑で県レッドデータブックの両生類レッドリスト準絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルが卵を産んだ。

 ユズの木にこぶし大ほどの大きさの卵塊が1つ産み付けられている。約6年前から毎年同じユズの木に産卵しているという。雲野さんは「昨年は5、6個産んだ。これからまた産むのではないか」と話した。

 木の下にはミカンの消毒に使うために水がためられたドラム缶があり、卵からかえると缶の中にオタマジャクシが落ちる。雲野さんは「毎年5月ごろ、ユズの花が咲く時期に卵を産む。水が木の下にないときは水を置き、楽しみに見守っている」と笑顔だった。ミカン畑は伊豆多賀駅から西に1キロの地点。

 【写説】ユズの木に付いたモリアオガエルの卵=熱海市上多賀