素早くロープを使って登攀(とうはん)する選手=福道町の来の宮訓練場

 ■県救助技術大会へ市長査察

 熱海市消防本部は27日、第48回県消防救助技術大会に出場する選手の市長査察を福道町の来の宮訓練場で行った。選手13人が訓練の成果を披露した。

 個人種目のロープブリッジ渡過、団体競技のロープ応用登はん、ロープブリッジ救出、引揚救助の4種目を実演した。5人1組で行う引揚救助では、隊員2人が倒れている要救助者を素早く担ぎ上げ、安全な場所までロープで残り2人が引き上げた。

 斉藤市長は「日頃から市消防団と連携し、熱海の防災を担ってもらいありがたい。大会当日も実力を発揮してもらいたい」、稲田達樹消防長は「和歌山県で消火活動中の消防隊員が殉職する痛ましい事案があった。安全に気を付けて訓練に励んでほしい」と激励した。

 同本部によると、今年は若手のメンバーで出場し、経験を積みながら上位を目指すという。県大会は6月4日、県消防学校で開かれる。タイムを競い、ロープブリッジ渡過、ロープ応用登はんは1位が全国、引揚救助、ロープブリッジ救出の1、2位は関東地区指導会へ出場できる。

 出場する隊員は次の通り。

 ロープ応用登はん 大川優斗、山田一記▽ロープブリッジ救出 寺川正俊、矢野瑛洋、肥田義光、小藤田剛盛▽ロープブリッジ渡過 窪田仁也、清朋史▽引揚救助 山田拓弥、矢代興大、佐伯勇斗、佐藤瑞稀、小松賢将

 【写説】素早くロープを使って登攀(とうはん)する選手=熱海市福道町の来の宮訓練場