総会であいさつをする山田会長=上多賀の「シーサイドいずたが」

 ■宿泊客21万1000人が目標 

 熱海市の多賀観光協会(山田哲也会長、会員108人)は29日、定期総会を上多賀の「シーサイドいずたが」で開いた。2019年度は観光交流客数59万2千人、宿泊客数21万1千人を目標に掲げ、南熱海地域の観光まちづくりに取り組む方針を確認した。

 新規事業として、中野かじ川公園しだれ桜まつり(4月に実施)に加え、JR伊豆多賀駅−熱海高間の「さくらの名所散策路」で20年1月中旬から「四季の道あたみ桜まつり」を開催する。また同散策路、江戸城石垣石丁場跡の活用について協議を進める。

 他の観光関連団体との連携による南熱海地区観光パンフレットの作成、海産物を中心としたイベントの開催も計画に盛り込んだ。

 役員選出では、正副会長、常任理事を再任、理事に新たに漁業者の江村美恵子さんが就いた。

 18年度は観光交流客数が56万2千人で17年度を2・2%上回ったが、宿泊客数は18万4千人で、17年度比3・7%減だった。山田会長はあいさつで18年度について「予算以上の結果を出す事業もあった」と振り返り「山の方には石丁場遺跡もある。長浜を拠点に新たな観光事業ができるようにしたい」と話した。

 【写説】総会であいさつをする山田会長=熱海市上多賀の「シーサイドいずたが」