周辺で働く人たちのランチ需要にも応じるフードトラック=銀座町

 ■週1回、「にぎわいに」

 熱海市の熱海銀座通り商店街に週1日、バーベキュー料理を提供するフードトラック(移動販売車)がお目見えし、周辺で働く人たちから「ランチの選択肢が増える」と好評を得ている。

 同商店街で「海辺のあたみマルシェ」を開く実行委員会が、通りに面した駐車スペースに着目。マルシェ出店者の新たなチャレンジの場として活用を図ろうと、所有者の理解を得た上で移動販売車を“誘致”した。

 第1弾として“開店”したのは、神奈川県小田原市の「ベーコン・ヒル・クラブ」で、昨年7月の創業後、今春まで3回、マルシェにも出店した。実行委の呼び掛けに応じ、5月中旬から毎週金曜日午前11時~午後4時に営業を続ける。

 同店の小高良太代表は(37)は「全メニュー制覇すると言ってくれる商店街の人もいて、温かさを感じる。継続して出店し、熱海にも店のファンを増やしたいし、フードトラックの文化を広げていきたい」と話す。

 近隣飲食店の関係者からは「サプライズ的な店があるのも面白い」「会員制交流サイト(SNS)などで盛り上がって、にぎわいにつながるといい」といった声もある。マルシェの安藤真知子実行委員長は「マルシェというイベント出店から、実店舗を出すまでの“間”をつくりたいと考えた。他のフードトラックにも出店を働き掛けて、地域の活性化につなげていきたい」と語った。

 【写説】周辺で働く人たちのランチ需要にも応じるフードトラック=熱海市銀座町