調理責任者立ち会いのもと、水道蛇口周りの汚れをチェックする担当者(手前)=東海岸町のホテル・サンミ倶楽部別館

 ■宿泊施設の一斉監視開始

 県熱海健康福祉センターによる夏季の宿泊施設一斉監視指導が3日、熱海市内でスタートした。28日まで市内95施設を巡回し、調理施設と設備の衛生管理、従業員の健康管理状況を確認する。

 食中毒多発が心配される夏季の観光シーズン前に毎年行っている。初日は同センター職員が2班に分かれて10施設を巡回した。東海岸町のホテル・サンミ倶楽部別館では調理責任者立ち会いのもと、調理場の室温、冷蔵庫内の温度管理と食材の整理整頓状況、薬剤を使った水道蛇口周りの汚れのチェックを行い、従業員の手洗いと健康管理の徹底を促した。

 夏季はサルモネラ菌、O157(腸管出血性大腸菌)などの細菌に加え、冬季に比較的多いノロウイルスの発生も想定される。担当者は「調理場にノロウイルスに感染した人がいれば、一気に感染が広がる。健康管理と手洗いを徹底し、料理はしっかり加熱することが大切」と話した。

 同センターによると、2018年中の食中毒発生件数は県内25件、患者数706人で、管内の熱海、伊東両市内はゼロだった。

 【写説】調理責任者立ち会いのもと、水道蛇口周りの汚れをチェックする担当者(手前)=熱海市東海岸町のホテル・サンミ倶楽部別館