署長感謝状を受ける(左から)小林さん、鈴木さん、木村さん=熱海署

 ■被害者も救護 

 傷害事件の容疑者逮捕と被害者救護に貢献したとして、熱海署は12日、熱海市西熱海町の会社員木村安志さん(57)、沼津市真砂町のJR東日本熱海駅員鈴木貴道さん(28)、神奈川県鴨宮の警備員小林増次さん(61)の3人に署長感謝状を贈った。

 同署などによると、5月18日午後6時ごろ、JR熱海駅新幹線改札口で、大阪市の女(43)が東京都港区の男性(34)の顔面をカッターで切りつけ軽傷を負わせた。

 負傷した男性は駅ビル「ラスカ熱海」に逃げ込み、女は後を追った。店内巡回中の小林さんが異変に気が付き、2人を追いかけ女を取り押さえた。同駅員の鈴木さんが加勢し、同施設内の店舗に勤務する木村さんが女から凶器を取り上げた。

 勝又紳一朗署長は「皆さんの機敏な判断のおかげで被害の拡大防止につながった。本当にありがたい」とたたえた。3人は「被害に遭った男性の早期回復を願っている。加害者の社会復帰を望む」と話した。

 【写説】署長感謝状を受ける(左から)小林さん、鈴木さん、木村さん=熱海署