箱根寄木細工の「ひみつ箱」=東京・JR上野駅

 伊豆産直市の取材で東京を訪れた。初の県外出張に緊張半分、楽しみ半分だった。

 伊豆に加え、箱根や湯河原の名産品も並んでいた。箱根寄木細工のブースには、箱の側面などを順番通りスライドさせて開く「ひみつ箱」があり、興味を引いた。一説には江戸後期からあるという。

 ブースの担当者は「遊びの要素が強いが、昔の人は大事な物をしまっていたのでは」と教えてくれた。なるほど防犯に役立つわけかと思ったが、「箱ごと盗まれたら」とくだらないことを考えてしまった。

 伊豆周辺地域にも興味深い名産品がたくさんある。他市町の魅力を知り吸収することで、伊豆に良い刺激がもたらされることを期待したい。(竹)

 【写説】箱根寄木細工の「ひみつ箱」=東京・JR上野駅