伊豆市は本年度から、健康なまちづくりを目指す「げんきプロジェクト」に取り組んでいる。プロジェクト名は、3本柱として推進する「減塩(げ)」「運動(ん)」「禁煙(き)」から命名した

 ▼市が作ったチラシには、減塩や運動の効果などが記されている。禁煙の項目には「たばこを吸うと血管が収縮し、血圧が上がる」「受動喫煙により大切な家族や周りの人の健康を害する」「百害あって一利なし」などと厳しい文章が並ぶ

 ▼県などが同市で開いた「たばこについて考える講演会」でも、愛煙家には耳の痛い言葉が続出した。講師を務めた日本禁煙科学会理事長の高橋裕子さんは「ニコチン依存は脳の病気」とバッサリ。さらに「吸う本数を減らしても意味がない」「換気扇の下で吸っても受動喫煙は防げない」と続けた

 ▼同市も会場の一部となる東京五輪・パラリンピックが、およそ3年半後に迫った。近年では国際オリンピック委員会と世界保健機関が「たばこのない五輪」を推進する。日本国内でも受動喫煙防止対策の強化が検討されており、少し前に飲食店の全面禁煙などが話題に上った

 ▼いっそのこと、喫煙を法律で禁止してほしい。恥ずかしながら筆者も喫煙者だがそう思う。