あいさつを交わした相手の顔は分かるが、どうしても名前が浮かばない。こんな経験はないだろうか。思い出すまですっきりとせず、もやもやした時を過ごさなくてはならない。ひょんなことがきっかけで分かることもあるが、その時間が年々長くなっている気がする。今では「しょうがない」と、半ば諦めている

 ▼忘れるということを防ぐのは難しい。だが、忘れないように努力、工夫することはできる。初対面の人と名刺を交わした際、別れた後にすぐ、もらった名刺の裏に相手の身体的な特徴などを記す。忘れないための方策の一つだろう

 ▼ネタや文言のヒントが思い浮かんだ時のためにと、メモ帳を常に持ち歩いている漫才師や作詞家などがいると聞いたことがある。枕元にもメモ帳を置き、寝ていても、頭に浮かんだ時には飛び起きて書き留めるという

 ▼スポーツや学業も日々の努力の積み重ねが大切だ。野球の素振りや漢字ドリルなどは書き順を、フォームを、体で覚える反復の学習、練習といえる。地味で大変なことだが、着実に身に付いていく方法だろう

 ▼何事も諦めず、前進しようと努力をする。自戒を込めて、行動をする大切さを伝えたい。2017年はまだ始まったばかりだ。