外出の際、財布は誰もが必ず持ち歩く必需品だ。自分の財布に何が入っているのか。妙に気になったので中を確認してみた。“主役”であるはずの紙幣や硬貨以上に、幅をきかせていたのがポイントカードやサービス券の類いだった

 ▼「カード社会」と言われる昨今、1人が何枚ものカードを所持しているのは当たり前。自分の財布をのぞいても10枚ほどあり、これ以外にも使用頻度の低いカード類が自宅に眠る。ポイントや割引などの付加価値が枚数増加につながっているのだろう

 ▼伊豆の魅力の一つに温泉がある。地域ごとに泉質や施設形態などが異なるため、温泉巡りを主目的にした伊豆の旅という企画も可能だ。どこの施設でも使用でき、提示すると割引などが受けられる「温泉カード」でもあれば、より楽しい旅になるに違いない

 ▼以前、伊豆全域を対象にした温泉のスタンプラリー「伊豆百八湯めぐり」という企画があった。13市町から選定した108湯全てを回った人もいて、伊豆の素晴らしさを“肌”で知ってもらうことができた取り組みだった

 ▼地域間競争が激しい中、火山の恵みである温泉にいま一度焦点を当て、誘客を図りたい。良いものは支持されると信じている。