パソコンで調べものをする時、検索エンジンの「画像」を使用すると便利な場合がある。例えばゴルフシューズを検索すると、最新モデルの写真がたくさん出てくる。この方法を地名に活用すると、面白い傾向が分かることが紹介された

 ▼「伊豆道の駅ネットワーク協議会」の中で講演した静岡県立大教授の岩崎邦彦さんが取り上げた。京都、沖縄など多くの人がイメージしやすい場所を検索すると、お寺や舞子さん、美しい海など想像通りの画像が並ぶ

 ▼岩崎さんは“逆の例”として佐賀や埼玉、群馬を挙げた。いずれも一般的にはイメージが浮かびにくい場所。その場合、画像の中に多くの地図が含まれる。「では伊豆はどうか」と検索結果を発表した岩崎さん。海や観光名所の写真もあったが、半分ほどは地図という微妙な結果だった

 ▼講演テーマは「地域を強くするブランドづくり」。岩崎さんは「佐賀や埼玉を知らない人はいない。しかし単なる地名で、ブランドになっていない。京都、沖縄などはブランドとして成立している」と説明を加えた

 ▼伊豆を地名のままで終わらせず、ブランドまで引き上げるためには、目指すべきイメージを明確にし、みんなで共有することが不可欠だ。