11、12日、神奈川に住む息子一家が帰省した。天候に恵まれ、ゆっくりと故郷の休日を過ごせたが、親として気をもんだのが、車でのUターンだった

 ▼伊豆半島の早春を彩る花イベントの代表格「河津桜まつり」の影響で、神奈川方面に通じる道路が大渋滞するのを心配した。結果、まつりは10日に開幕したばかりで大渋滞はなく、いつもより少し時間がかかった程度で、完全な取り越し苦労だった

 ▼連休明けの13日、河津町観光協会は「河津桜の見頃宣言」をした。2002年以来の歴史的に早い開花で、開幕からわずか3日で七分咲き前後になってしまった。メーンである河津川沿い約4キロの並木に、例年なら2月下旬に見られる光景が広がり、18、19の両日は満開で大変なにぎわいだった

 ▼開花が早いと「花が持つか」が心配だ。まつり期間は3月10日まである。町観光協会は、満開といっても、つぼみもあり「25、26日ごろまで見頃は続く」。また標高が高い上流部の河津七滝地区はこれからが見頃で、3月上旬まで楽しめるという

 ▼にぎわいの陰には大渋滞が起こる。東海岸だけでなく、天城湯ケ島に抜ける国道414号も同様。伊豆縦貫自動車道天城越えルートの必要性を改めて感じる。