標高による地形の違いなのか、函南町畑毛の「かんなみ桜(河津桜)」はまだ見頃だ。普段は犬を連れた住民や園児の散歩道になっている静かな柿沢川堤防も、この時期ばかりはツアーの途中で立ち寄った団体客らでにぎわっている。

 住民団体かんなみ桜の会が2001年、堤防沿い両岸に植栽した。今は周辺も含め約3・5キロに410本が開花している。土手の菜の花とのコントラストが美しい。13日まで「かんなみの桜まつり」が開かれている。

 ここの桜の面白いのはほとんどが堤防下に並び、花見客は見下ろす形で見物することだろう。例年1万人以上が訪れるという。“本家”の河津町まで行けない観光客が訪れることがあるという。(鳥)