松崎町にある伊豆の長八美術館そばに先日、記念植樹された「祐天桜」は、樹齢300年の都内最古の桜。原木から株分けした苗で、順調に生育すれば特徴の「鮮やかな白い花」を咲かせるという。

 大沢の旧依田邸前の桜並木では、ソメイヨシノの枝に俳句を記した竹短冊をつるす恒例イベントが始まった。近年は地元小学校や子ども会なども協力し、児童らの俳句が登場。「花びらが 川を流れて2度花見」など、子どもらしい視点の句もあり、楽しい。

 4月になり那賀川沿いの桜並木も次第に見頃を迎え、花畑も色とりどりに華やぐ。春を感じる一方で、竹短冊や祐天桜が松崎ならではの情緒ある風情として、後世に伝わるとうれしい。(藤)