社会福祉法人城ケ崎いこいの里の入社式が運営する特別養護老人ホーム・奥野苑で開かれた。式に臨む新入職員がスーツ姿なのは他の企業や団体と同じだが、足元が少し違った。全員、運動靴を履いていたのだ。

 「動き回る仕事なので、スリッパやサンダルでは転んでしまう。自然とこのスタイルになる」と理事長の竹安広峰さん。竹安さんも式に出席した他の職員もスーツの足元は運動靴だった。

 新入職員の城之内結花さん(22)が履いていたのは、高校時代の体育館シューズ。履き慣れた靴のほうが動きやすいと考えて選んだという。「一日も早く仕事を覚えたい」と力強く語っていた。体育館シューズで駆け回る姿が目に浮かぶ。(水)