賀茂地区の首長や観光・商工関係者がよく「熱海は活気がある」「駅前のにぎわいがすごい」などと熱海の活況をうらやむ

 ▼小紙報道やテレビの情報番組である程度認識していたが、転勤で当地に着任して納得である。JRが整備した駅ビルと周辺は家族連れ、若者や中高年のカップル、グループ客でにぎわい、商店街の人通りも伊豆屈指と言って良さそう。そこかしこで響く観光客やビジネスマンのキャリーケースの「ゴロゴロ」音も活気を象徴するかのようで心地良い

 ▼市内の年間宿泊客数は1969年の532万人をピークに減少した。バブル景気の一時的反転を経てその後も減り続け、東日本大震災のあった2011年には236万人まで落ち込んだ。翌年から増加に転じ15年には300万人まで回復した

 ▼斉藤栄市長は熱海市が現在数々の文化人が居を構えた明治中頃から大正時代、戦後の高度経済成長期に続く「第3の成長期」の入り口にあると主張。「成長を確かなものにするためには今後の取り組みにかかっている」とも語っている

 ▼今の活気の要因をしっかり分析し、今後の町づくり、観光政策をどう進めていくのか。地域密着紙として熱海の発展を見つめ、後押ししていきたい。