あまり知られていないが、日本の近代化を切り開いた縁の下の力持ち―。伊東自然歴史案内人会メンバーの米村邦臣さんは「日本の産業革命のパイオニア」ともいわれる同市八幡野出身の肥田浜五郎(1830~89年)を称賛した。

 同会は地元でも知る人が少ない伊東の傑物を広く紹介しようと先日、ミニ講話を開いた。これまでにも浜五郎を扱った講話を行っているが、今回は特に後半生に触れた。

 1871(明治4)年、岩倉具視遣欧米使節団に随行し才能を認められた浜五郎。人生後半は横須賀造船所の改革に尽力したほか、鉄道、銀行、宮内省などの重要ポストで活躍した。日本近代化の“名バイプレーヤー”として名を覚えたい。(佐)