会社の2階の窓から外を見ていたら、雑木林の木の枝に、クレヨンで塗りつぶしたような鮮やかな青色をした鳥が止まっていた。カメラを取ってきて窓を開けたら遠くに逃げてしまい、良い写真は撮れなかった。

 気になったので、ピンぼけの写真を伊豆野鳥愛好会の会員に見てもらった。正体が分かった。青い鳥はオオルリだった。ウグイス、コマドリと共に「日本三鳴鳥」として知られ、木のてっぺんで高く澄んだ美しい声で鳴くと教えられた。

 会社に帰って雑木林の鳥の鳴き声に耳を傾けたが、分からなかった。でも、雑木林ではたくさんの鳥がさえずっていた。これまで、この鳴き声に全く気付かないでいたことに少し驚いた。(水)