熱海市内の飲食店を初めて訪れると「観光客向け」か「常連客向け」か、どちらかの印象を受けることがある。店側はもちろん、どちらの客も大歓迎なのだろう。しかし常連客が多い店に入るのは気が引けることもある。

 先日、友人と市内の飲食店で食事を楽しんでいると男性の怒鳴り声が響いた。「あからさまに違うじゃないか」「まさかこれで同じ値段じゃないだろうな」−。話から察するに、男性と隣の常連客が同じメニューを頼み、店側が常連客に何かサービスしたらしい。店員もなだめようとしたが男性はすぐに店を出て行ってしまった。

 観光地では「いちげんさん」も多いだろう。常連客と観光客、どちらの客も平等である必要があるだろう。(北)