「あれ、オリンピックの自転車競技があるのは伊豆市と伊豆の国市のどっちでしたっけ?」。御殿場市内で散髪していた時、そんな会話になった。「五輪は伊豆市で、伊豆の国市は韮山反射炉のあるところで…」などと簡単に説明した。

 伊豆の国市議選を取材した際、裾野市出身の候補者も「外から見ると、伊豆の国市がどこか知られていない」と話していた。「伊豆は一つ」と逆説的なようだが、各市町の情報発信が強まり、半島全体の活性化につながれば一番だろう。

 散髪後、インターネット上の百科事典・ウィキペディアで「伊豆の国市」を検索した。最初にあったのは「『伊豆市』とは異なります」。苦笑するしかなかった。(翔)