133年間の教育には会津藩の教えの基本である「孝悌忠信(こうていちゅうしん)」が根底に流れていた。親孝行し、きょうだいがむつまじく、主君に忠義を尽くし友を信じる。これが“岩科教育”の基本ではないか−。

 10年前に閉校した旧松崎町立岩科小の当時の関係者らが記念タイムカプセルを先日、掘り起こした。冒頭は最後の校長がしたためたメッセージ。文は「義と不屈の心を近代日本の礎を築く力に変えた会津魂こそが、岩科魂ではないか」と続ける。

 その岩科小の敷地には今春、新しい園児の学びやが完成。「同じ場所に10年後、新たな教育の灯がともるのも何かの縁」(関係者)というように、魂あふれる“松崎っ子”の成長を期待したい。(藤)