知事選は中盤戦を迎え、2候補の激しい「つばぜり合い」が三島・田方地区でも肌で感じられるようになってきた。先日も選挙カーとすれ違った。

 そういえば、と思う。伊豆地区は県政どころか国政を担う“政治家”の巣窟だった時代があった。流罪という「落下傘」で伊豆に降り立ち、名士にも関わらず後援会という支持母体がほぼないのに出馬。一度は大敗しながらもあっという間に全国制覇し「総理大臣」以上の権力を握った。

 800年以上前の話。考えてみると伊豆地区が最も輝いた一瞬だった。政権当初、伊豆の武将が中核に名を連ねている。

 出馬、一騎打ち、出陣式…似ているな。函南町仁田の国道を走っていて連想した。(鳥)