子どもの頃、書籍、文房具、中華料理、すし、青果など多様な店が近所にあった。月日の経過とともに店は住宅や駐車場に姿を変えた。スーパーなどが近くにあるため日常の買い物に困ることはないが、ずいぶん店が減ったものだと思う

 ▼個人商店が減っていくのと反対に近年増えているのが、コンビニやドラッグストアだ。多様な商品がそろい営業時間も長く、1カ所で多くの用を済ますことができる。伊豆をはじめ地方では、特に広い駐車場がある店舗が多く、車での外出時に便利だ

 ▼現代社会においてコンビニやドラッグストアは欠かせない存在になった。一般の商店ではコンビニなどに営業時間で対抗することは難しい。駐車場についても多くの商店街で長い間課題となっているが、解決していない

 ▼シャッターを閉じたままの店、居住者がいなくなり放置された住宅が各地で目立つようになった。人口が減る中、店がまばらになっていくのに任せるではなく、土地を借りて駐車場、休憩場所にするなど活用ができないか

 ▼各店のシャッターが開いていた頃の商店街には独特の魅力があった。店の外から商品を眺めるだけでも面白かった。魅力的な商店街は観光の楽しみにもなるはずだ。