都議会議員選挙にはあまり興味がなかったが、今回は違った。2日、仕事を終えて帰宅した午後8時、テレビの開票速報から流れてきた「都民ファーストの会が第1党、小池知事支持勢力が過半数獲得へ」に耳を疑った

 ▼第1党だった自民の敗北、都民の勢力拡大は予想していたが、これほどとは。終わってみれば、自民が57↓23の歴史的惨敗、都民が6↓49の大躍進、小池支持の公明が22↓23と勝利した。共産も17↓19と議席増を果たした半面、民進は7↓5と減らした

 ▼自民都連幹事長を「都議会のドン」と呼んだ頃から、選挙への動きは始まっていた。森友・加計学園疑惑、選挙中に飛び出した政務官の秘書への暴言、防衛大臣の失言…都政刷新を求める風と重なり小池圧勝につながったとみられる

 ▼刷新を求める風は伊豆にも吹いている。昨年10月の沼津市長選、今年4月の西伊豆、南伊豆の両町長選は、いずれも新人が現職を破った。次の松崎町長選(12月3日投票)でも風は吹くのだろうか

 ▼選挙後、小池氏は国政参入を否定したが「国民ファースト」と気になる発言も。安倍首相は小池氏の準備が整わないうちに解散に踏み切る−など突拍子もない臆測すら現実味を帯びてくるかも。