先週末、夏の高校野球県大会が開幕した。筆者が取材した下田高は浜松開誠館に負けてしまったが、選手たちの奮闘する姿が目に焼き付いて離れない。最後の夏に賭ける3年生の思いが、まぶしく輝いていたからだろうか。試合後、涙を流して仲間と抱き合う姿はなおさらだった。

 もう一つ印象に残ったのが女子マネジャーの涙だ。以前取材した時に笑顔で対応してくれたのとは対照的に、目を真っ赤にして必死に泣くのをこらえていた。彼女も間違いなくチームの一員であり“選手”なのだ。

 表舞台に立つことは少ないが、裏方としてチームを支え続けたマネジャー。そんな彼女たちにも尊敬の念を込めて大きな拍手を送りたい。(穂)