何度も言うようだが、伊豆に映画館が少ないのは寂しい。気軽に楽しめる街の人がうらやましい。映画といえば、テレビドラマの劇場版「昼顔」の予告編をネットで見たが、踏切の場面が伊豆大川駅で撮影されたことに気付かなかった。駅待合室にポスターが張ってあった

 ▼伊豆市土肥で31日まで「伊豆映画祭in土肥劇場2017」が開かれている。古民家を利用した“お座敷映画館”で上映する試みで、主催者の映画への熱情が伝わってくる。「土肥が第二のふるさと」という、よしもとばななさんの小説が原作の「海のふた」や「湯を沸かすほどの熱い愛」「桐島、部活やめるってよ」のほか公募部門の作品が上映される

 ▼上映作品の監督らがゲストで訪れる日もあり、ぜひ足を運んでほしい。演劇祭、納涼落語、バーチャルお化け屋敷など盛りだくさんだ

 ▼キネマ旬報社が、映画文化や映画芸術の振興を願い小学生を対象に「映画感想文コンクール」を開いている。団体賞が新設され、学校やクラス単位の取り組みを促す

 ▼幼い頃から映画を好きになってもらい、映画文化の発展や映画人口の拡大を目指すという。土肥の映画祭と共に、伊豆の子どもたちの刺激になってほしいと願う。