最近、テレビ番組のグルメ特集を見ていると、見た目でインパクトがある料理が目につく。ご飯の上に肉が山のように盛られたローストビーフ丼、器から具がはみ出た海鮮丼、青やピンクのカレー、生クリームが山盛りのパンケーキなどだ。こうした傾向を読み解くキーワードは「インスタ映え」だという

 ▼「インスタ」とは、写真共有アプリケーションソフト・インスタグラムを使った会員制交流サイト(SNS)のことで、「映え」とは投稿して「いいね」を多くもらえる写真が撮れそうなことを指す。映えそうな物に若者、特に女性が集まり、盛んにスマートフォンで撮影している

 ▼観光も無縁ではない。千葉県君津市にある「濃溝の滝」は、投稿写真をきっかけに“ハート形の水面”が見られる神秘的なスポットとして注目され、たちまち団体バスが続々と訪れる人気スポットになったという

 ▼インスタ恐るべし−だが、逆にインパクトのある写真が撮れれば、大きな宣伝効果が見込める。伊豆にもそうした人気急上昇スポットが生まれないだろうか

 ▼伊東市ではきょう、按針祭海の花火大会が行われる。花火自体に独自性はないが、観衆から“奇跡の一枚”が投稿されるのを願っている。