英国ロンドンで開催された世界陸上の男子400メートルリレーで、日本が3位に入賞した。100メートル9秒台の記録を持つ選手をずらりとそろえた世界の強豪を相手にひるむことなく、堂々とメダルを勝ち取ったことは記憶に新しい

 ▼快挙の余韻がまだ残る中、伊豆の子どもたちの吉報が飛び込んできた。横浜市で開かれた全国小学生陸上競技交流大会の女子400メートルリレーで、伊東市の伊東ジュニア陸上クラブが初優勝を飾った。稲本多津郎監督は全てがうまくいったことを勝因に挙げ、選手をたたえた

 ▼練習環境が十分とはいえない伊豆でも、全国の頂点に立つことができる。伊東陸上の女子が証明してくれた。体調もしっかりと大会にピークを合わせ、決勝では52秒22のベスト記録をたたき出した

 ▼伊豆には陸上競技に限らず、水泳、野球、サッカーなど、優れた身体能力を持つ児童・生徒がいる。今回の伊東陸上の全国制覇は同じ年代の少年少女に大きな希望をもたらし、スポーツ指導者にも刺激を与えたはずだ

 ▼2020年まで3年と迫った。東京五輪・パラリンピックの機運も高まりつつある。世界陸上や五輪といった大舞台で、声の限り応援できる伊豆出身アスリートの雄姿を見てみたい。