「韓国では誕生日に食べるものがある。それはなにか」−。県立熱海高が開いた国際交流員を講師に招いた特別授業で、講師の韓国出身の李錫泳(イ・ソギョン)さんが、生徒に尋ねた。

 「正解はワカメスープ」と李さんが話すと、誕生日とイメージが結びつかないためか、生徒たちはざわついた。同国では出産したばかりの母親に栄養を付けてもらうため、入手が簡単だったワカメを与えていた。それで生んでくれた母親への感謝を込めて誕生日にワカメスープを食べるようになったという。

 誕生日一つをとっても日本とはまた違った風習があり、その国ごとに込められた思いがあるのだと、実感した。(北)