初めての場所へ行く時などに便利なのが、スマートフォンのナビ・アプリ。目的地までの最短ルートや電車の乗り継ぎなどを調べることができ、利用している人も多いと思う。しかし、ナビ・アプリが原因で大事故につながりかねない事案も発生している

 ▼警察や行政などで構成する県道路交通環境安全推進連絡会議は、県内の自転車通行禁止区間の情報を提供する専用サイトを作成し、事務局を務める静岡国道事務所のホームページ内で公開を始めた。自動車専用道路や自転車進入禁止区間など、走ることができない区間に自転車が誤進入する事例が多いことから立ち上げた

 ▼同事務所の担当者は自転車の誤進入について「意外と多い」と話した。道なりに走ると自動車専用道路に進入してしまうなど道路構造に起因する事例のほか、最近はナビ・アプリに誘導されるケースも増えているという

 ▼ナビ・アプリは自動車や徒歩など検索条件を選ぶものが多い。自動車のルートで検索したことにより誤進入するケースもあるが、徒歩によるルート検索でも通行禁止区間に案内される場合があるという

 ▼技術の進歩により便利な道具が増えているが、あくまで道具は使うもの。「使われる」のは避けたい。